自分から交際終了を伝えたのに後悔しているとき。思い出してしまう理由と気持ちの整理
自分から、交際の終了を伝えた。
そのときは、それでいいと思っていた。けれど何人かの方と会ううちに、思い出すのはなぜか最初の方のことばかりになっている。
結婚相談所で活動していると、こういう状態になることがあります。終わりを選んだのが自分だからこそ、誰にも言いにくい後悔です。
この記事では、なぜそうなるのか、その後悔が何に向いているのか、そしていま急がなくていいことを整理します。
自分から終えたのに、あとから後悔することはあります
まず、これは珍しいことではありません。
結婚相談所の交際は、数回会った段階で続けるかどうかを判断することが多い仕組みです。複数の方と並行して会うのが標準なので、どこかで絞る判断が必要になります。
判断は早い段階で求められます。けれど、気持ちが追いつくのはもっとあとのことがあります。
終了を伝えた時点では見えていなかったことが、別の方と会ってから見えてくる。そういう順番で後悔がやってくることがあるのです。
実際に、こういう言葉を聞くことがあります。
「何人の方とお会いしても、なぜか思い出すのは最初に出会った方のことでした」
この言葉は、まさしさんの物語から引いています。活動を始めて3ヶ月、最初に出会った方との交際を自分から終えたあとの、正直な現状が書かれています。
最初の方ほど、思い出しやすい理由
後悔の相手が「最初に出会った方」であることは少なくありません。理由はいくつかあります。
ひとつは、比べる基準になりやすいことです。 活動を始めてすぐの頃は、仕組みにもまだ慣れていません。そのなかで深く話した方は、その後に会う方を見るときの物差しとして残ります。新しい方と会うたびに、無意識のうちに最初の方と比べてしまうのです。
もうひとつは、決めた理由のほうが先に薄れることです。 終了を伝えたときには、何かしらの理由がありました。けれど時間が経つと、その理由の輪郭はぼやけていきます。一方で、楽しかった場面や話しやすかった空気は残りやすい。記憶のなかで、良かったところだけが少しずつ大きくなっていくことがあります。
そして、最初の交際は「初めて」が重なっていることです。 初めて交際に進んだこと、初めていろいろなことを話したこと。その方との時間には、活動そのものに対する新鮮さも一緒に混ざっています。
どれも、あなたの判断が間違っていたことを意味するわけではありません。思い出すことと、その方ともう一度会いたいことは、同じとは限らないのです。
その後悔は、何に向いているのか
後悔と一口に言っても、向いている先は人によって違います。ここを分けておくと、次にすることが見えやすくなります。
その方自身に向いている後悔。 あの人の考え方や話し方、一緒にいたときの自分の状態がもう一度ほしい。代わりの誰かでは埋まらないと感じている。この場合は、その方への気持ちがまだ残っている可能性があります。
最初の関係の話しやすさに向いている後悔。 その後に会った方とうまく話せていないとき、最初の方との会話がよけいに良く見えることがあります。この場合、恋しいのはその方というより、気を張らずに話せていた感覚なのかもしれません。
自分の決め方に向いている後悔。 もう少し会ってから決めればよかった。あのとき話し合えばよかった。この場合、悔いているのは相手を手放したことより、判断を急いだことのほうです。
どれかひとつにきれいに分かれるとは限りません。いくつかが混ざっていることのほうが多いはずです。
ただ、紙に書き出してみると、どれがいちばん大きいかはなんとなく分かってきます。「あの人に会いたい」なのか「あの感じをもう一度」なのか「自分の決め方をやり直したい」なのか。 それだけでも、頭のなかで回り続けていたものが少し止まります。
いま、急がなくていいこと
後悔しているときほど、何かしなければと焦りがちです。けれど、急がなくていいこともあります。
直接連絡しようとしなくていい。 そもそも、交際が終了した時点でお互いの連絡先は削除するルールになっていることが多く、直接連絡を取るのはルール違反にあたります。気持ちがあるなら、担当の方を通すのが唯一の道です。
終了を選んだ自分を責めなくていい。 そのときの判断は、そのときに分かっていたことで下したものです。あとから見えたことを、当時の自分が知らなかったのは当然です。
新しいお見合いを無理に続けなくていい。 気持ちの整理がつかないまま会うのがつらければ、申し込みの本数を減らしたいと担当の方に伝えることができます。少し間を置く方は珍しくありません。
気持ちが残るなら、担当の方に話してみる
整理してみて、やはりその方への気持ちが残っていると感じたら、担当の方に正直に話してみてください。
結婚相談所では、交際終了後にもう一度会うことが可能な場合があります。ただしその場合も、お相手側の担当の方を通してお相手の意思を確認する流れになります。具体的な流れは結婚相談所で復縁はできる?で整理しています。
ここで、ひとつだけ心に留めておきたいことがあります。
お相手の時間も、同じように進んでいます。 終了を伝えられた側として気持ちを整理し、新しい方と会っているかもしれません。もう一度会えるかどうかは、お相手の意思がすべてです。
それを分かったうえで話してみることと、何も言わずに抱え続けることは、どちらも選べます。どちらを選んでも、後悔をなかったことにする必要はありません。
次の交際で、残しておけること
同じ後悔をしないために、というより、次に迷ったときの手がかりを残しておくためにできることがあります。
交際を終えるときに、その理由を自分のために書いておくことです。
何が合わないと感じたのか。どこまで話したのか。まだ話していなかったことは何か。数行で構いません。あとで振り返ったとき、決めた理由が手元に残っていれば、記憶のなかで良かったところだけが大きくなるのを少し防げます。
もうひとつは、話したことと、まだ話していないことを並べてから決めることです。「合わない」と感じたことが、実はまだ話していない話題だっただけ、ということもあります。
- 話したことと、まだ話していないことを並べる(Kinda pair)→ 終える前に、ふたりの会話がどこまで来ているかを確かめられます。
- いまの気持ちを整理する(Kinda note)→ うまく言葉にならない気持ちを、担当の方に渡せる形に整えます。
- 交際を絞るのがつらいとき → 良い人なのに断る迷いと、絞るときの目安を整理しています。
- 結婚相談所で復縁はできる? → 担当の方を通してもう一度会うまでの流れです。
終わりを選んだのが自分でも、あとから気持ちが動くことはあります。 その気持ちは、急いで片づけなくても大丈夫です。
frequently asked
よくある質問
自分から交際終了したのに後悔するのは、おかしいことですか?
おかしいことではありません。結婚相談所の交際は短い期間で続けるかどうかを判断することが多く、そのときには分からなかったことが、別の方と会ってから見えてくることがあります。
終了した相手のことばかり思い出してしまうのは、なぜですか?
最初に深く話した方の印象は、その後に会う方と比べる基準として残りやすいからです。また、終了を決めた理由は時間とともに薄れやすく、良かった場面のほうが記憶に残りやすい傾向があります。思い出すことと、その方ともう一度会いたいことは、同じとは限りません。
後悔しているなら、すぐに相手に連絡したほうがいいですか?
直接の連絡はできません。交際が終了した時点でお互いの連絡先は削除するルールになっていることが多く、直接連絡を取るとルール違反にあたります。気持ちが残っている場合は、まず担当の方に相談してください。扱いは加盟している連盟や相談所によって異なります。
後悔しながら新しいお見合いを続けてもいいのでしょうか?
続けても、少し間を置いても構いません。気持ちの整理がつかないまま会うのがつらければ、申し込みの本数を減らしたいと担当の方に伝えることができます。どちらを選んでも、活動への向き合い方として間違いではありません。
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