お見合いの別れ際、何と言えばいい?返事を求めずに気持ちを伝える一言
お見合いは、およそ1時間です。
話が弾んでも、そうでなくても、時間が来れば席を立ちます。そして多くの相談所では、その場で「交際を希望します」と相手に伝えてはいけないことになっています。
すると、こういう時間が生まれます。良い時間だったと思っている。けれど、それを言っていいのか分からない。何も言わずに別れると、興味がなかったように見えるかもしれない。かといって、言いすぎるとルール違反になる気がする。
去り際の数十秒は、実はいちばん迷うところです。
その場では、どちらも答えを出せない
前提を確認しておきます。
お見合いの当日に、自分の結果を相手に伝えないというルールがあります。返事は担当の方を通して、原則その日のうちに伝えます。相手からの返事も、同じように担当の方から届きます。
このルールがあるということは、相手も答えられないということです。
ここが重要です。別れ際に「いかがでしたか」と聞いてしまうと、相手は答えられないのに答えを求められる状態になります。悪気なく尋ねたつもりでも、相手にとってはその場でいちばん困る質問になってしまいます。
だから去り際に必要なのは、返事を求めない形です。
伝える言葉は、ふたつで足ります
実際に口に出す言葉は、これだけで十分です。
「今日はとっても楽しかったです」
これが基本形です。男性でも女性でも、そのまま使えます。特別なことを言おうとしなくて構いません。
もう少し伝えたい気持ちがあるときは、ここにひとつ足します。
「またお会いできたら嬉しいです」
さらりと言うのがコツです。 力を込めて言うと、相手は答えを返さなければいけない気持ちになります。歩きながら、荷物を持ち直しながら、そのくらいの軽さで置いていくのがちょうどよい温度です。
いちばん大事なのは、同意を求めないこと
ここがこの記事でいちばん伝えたいところです。
同じ好意でも、言い方によってまったく別のものになります。
相手に答えを求める形
「またお会いしたいです。いかがですか」 「今日、どう思われましたか」
自分の気持ちだけを置く形
「今日はとっても楽しかったです」 「またお会いできたら嬉しいです」
上のふたつは、相手に判断を迫っています。その場では答えられないルールがあるのに、答えを求めている。相手は「はい」とも「いいえ」とも言えず、曖昧に微笑むしかありません。
下のふたつは、自分の気持ちを言っているだけです。相手は「ありがとうございます」で返せます。何の負担も生みません。
この違いは、相手への配慮であると同時に、自分を守ることでもあります。
期待を持って帰らないために
同意を求めないことには、もうひとつ効き目があります。
「またお会いしたいです、いかがですか」と聞いて、相手が笑顔で頷いたとします。その日は良い気持ちで帰れます。でも翌日、担当の方から断りの連絡が来たとしたら。頷いてくれたのに、と思ってしまいます。
その場の反応は、返事ではありません。相手は答えられない立場にあり、ただ場を穏やかに終えようとしただけかもしれない。それを返事として受け取ってしまうと、あとで自分が傷つきます。
だから、伝えるときの気持ちはこのくらいがちょうどいいのです。
「あなたは素敵な人だと、自分が思ったことを伝えたい」
相手にどう受け取ってほしいか、ではありません。自分が思ったことを、そのまま置いていく。返事は期待しない。そう決めてから伝えると、結果がどちらでも、その一言を言ったこと自体は残ります。
何も言われなかったからといって、断りではありません
逆の立場のことも書いておきます。
別れ際に何も言われなかったから脈がない、と受け取る方はとても多いです。けれど、その場で結果を伝えないルールを丁寧に守っている方ほど、別れ際は控えめになります。緊張して言葉が出なかった、という場合もあります。
別れ際の一言が好意のサインになりやすいのは確かですが、無かったことを断りのサインとして読むのは早すぎます。
返事は当日中に担当の方から届くことが多いので、それを待ってからで間に合います。その数時間を、勝手な解釈で埋めないほうが、気持ちは落ち着きます。
伝えたあとは、担当の方に正直に
去り際に何を言ったかとは別に、返事は担当の方へ伝えます。
ここは正直に伝えてよい場所です。良いと思ったならそのまま、難しいと感じたならその理由も。断る理由は担当の方を通して整理されるので、相手に直接ぶつかることはありません。自分の感じたことを言葉にすることが、次に合う方に出会うための材料になります。
連盟による違いについて
結婚相談所が加盟している連盟によって、ルールが異なる場合があります。 詳しくは担当の方にご確認ください。
その場で結果を伝えないという扱いや、返事の期限にも差があります。気になることは、担当の方に確認しておくと安心です。
- いまの気持ちを整理する(Kinda note)→ 返事を待っているあいだの落ち着かなさを、60秒で言葉にして置いていけます。
- 話したことと、まだ話していないことを並べる(Kinda pair)→ 1時間で何を話すか迷うときに、まだ触れていない話題から並べられます。
- 結婚相談所は「どこ」より「誰」で選ぶ → 去り際の迷いも、率直に話せる担当なら相談できます。
去り際の一言は、相手を動かすためのものではありません。 今日会えてよかった、とだけ言って帰る。それで十分です。
frequently asked
よくある質問
お見合いの別れ際は、何と言えばいいですか?
「今日はとっても楽しかったです」で十分です。もう少し伝えたい気持ちがあるなら、「またお会いできたら嬉しいです」を、さらりと付け足します。長く話す必要はありません。大切なのは言葉の量ではなく、相手に返事を求めない形にしておくことです。その場で答えを出せないルールがあるため、質問の形にすると相手を困らせてしまいます。
お見合いのその場で「また会いたい」と伝えてもいいですか?
自分の気持ちとして伝えるぶんには問題ありません。多くの相談所では、その場で交際の可否を伝えないルールになっていますが、これは相手に答えを迫らないためのものです。「またお会いできたら嬉しいです」のように、返事を求めない言い方であれば、ルールに反しません。「いかがでしたか」と相手の答えを聞こうとすると、その線を越えてしまいます。連盟によって扱いが異なる場合があるため、気になるときは担当の方に確認してください。
好意を伝えたあとで断られたら、気まずくないですか?
気まずくならない言い方があります。同意を求めていなければ、断られても「伝えた」だけが残ります。返事を期待して伝えると、断られたときに否定された感覚になりますが、素敵な方だと思ったから伝えた、という形にしておけば、結果とは切り離せます。お見合いのあとの返事は担当の方を通して伝わるため、その場で直接断られることもありません。
別れ際に何も言われませんでした。断られたということですか?
そうとは限りません。その場で結果を伝えないルールを、きちんと守っている方ほど、別れ際は控えめになります。緊張して言葉が出なかった、という場合もあります。別れ際の一言は好意のサインになりやすいのは確かですが、無かったことを断りのサインとして読むのは早すぎます。返事は当日中に担当の方を通して届くことが多いので、それを待ってからで間に合います。
共感した数は押したあとに表示されます
Next step
読んだ気持ちを、そのままにしないために
どちらも 60 秒 · 登録不要 · 完全無料
related articles
