交際が突然終わったとき。理由が分からないまま、次に進むために
ログインすると、交際が終わっていた。
結婚相談所で活動していると、こういう終わり方があります。前日まで普通に連絡を取り合っていた相手が、画面のなかでだけ、いなくなっている。
そして多くの場合、理由は書かれていません。
終わりは、画面で知ることがあります
まず仕組みの話から。
交際を終えるとき、その方はシステム上で操作をします。理由を入力する欄があり、選択肢から選ぶ形になっていることが多いのですが、その内容がご本人に表示されることはありません。
見ることができるのは、双方の担当の方です。
つまり、こういう状態が生まれます。担当の方は理由を知っているのに、当事者だけが知らない。ログインして初めて終わったことを知り、そのまま理由が分からない。
冷たい仕組みに見えるかもしれません。ただこれは、断る側が正直な理由を書けるようにするための設計でもあります。相手に読まれると分かっていれば、誰も本当のことは書けなくなるからです。
「突然」に見えるのは、誰も全部は見ていないから
なぜ、前触れなく終わるのか。
理由のひとつは、結婚相談所では複数の方と並行して会うのが標準だということです。お相手のなかでは、絞る判断が進んでいることがあります。その判断は、こちらとのやりとりの外側で起きます。だから連絡が普段どおりでも、決断だけが先に進んでいることがあるのです。
もうひとつは、担当の方も全部は見ていないということです。
担当の方は、ふたりで過ごしている時間のなかには入っていけません。会っているあいだの空気も、日々のやりとりの一つひとつも、そのまま届いているわけではありません。共有してもらえている部分が多ければ、兆候に気づけることもあります。けれど共有が少なければ、担当の方にとっても「突然」です。
だから、兆候を見逃した自分が悪い、とは考えないでください。見えにくい仕組みになっているだけです。
それでも、聞けば分かることがあります
理由が届かないと書きましたが、道が閉じているわけではありません。
担当の方に相談すると、伝えてもらえることがあります。
ここは正直に書きます。伝えるかどうか、どこまで伝えるかは、担当の方の判断によります。 一律の決まりはありません。
実際には、こういう扱われ方をすることが多いです。
前を向くために役立ちそうな理由なら、そのまま伝える。 聞いても苦しくなるだけの内容なら、伝え方を選ぶ。あまりに突然でつらいという相談であれば、お相手の担当の方に詳しい理由を確認したうえで、受け取れる形にして伝える。
そして、改善できることが含まれている場合は、正直に伝える。 たとえば、食事の場面で財布を出す素振りがまったくなかったことが気になっていた、というような内容です。聞けば痛いですが、知らないままだと次でも同じことが起きます。
こうした対応をしてもらえるかどうかは、担当の方によって差があります。そして、この差は活動全体に効いてきます。 相談所を選ぶときに、担当の方をよく見ておいたほうがよいのは、こういう場面が来るからです。
なお、お相手に直接尋ねるという方法は、そもそも残されていません。交際が終了した時点で、お互いの連絡先は削除するルールになっているからです。
もし連絡先が手元に残っていたとしても、そこから連絡を取るのはルール違反にあたります。まして理由を問いただすような連絡をすれば、最悪の場合は強制退会の対象になります。
厳しく見えるかもしれませんが、これも断る側が安心して終われるようにするための線引きです。聞きたいことがあるときは、担当の方に伝えてください。
受け取り方は、ひとつではありません
終わりを知らされたあとの反応は、人によってまったく違います。実際に聞く言葉を並べてみます。
「デートでは楽しそうにしていたし、昨日も連絡を取り合ったのに、なんで」
「私もなんとなく、2回目のデートで合わないかもと思っていたので、相手から決断してもらって助かった」
「ショックだけど、前を向いて、今ある出会いにより感謝して活動できそう」
「自分はもう大好きになっていたから、夜も寝られない」
どれも、よく聞く言葉です。
上から順に良い受け取り方、ということではありません。 ほっとした方が薄情なわけでも、眠れない方が弱いわけでもありません。関係の深さも、そこにかけた時間も、人によって違うからです。
ひとつだけ書いておきます。眠れない日が続くようなら、そのことも含めて担当の方に話してみてください。すぐに次のお見合いを組まなければいけない決まりはありません。少し間を置きたいと伝える方は、珍しくありません。
落ち込み方の大きさは、活動の向き不向きとは関係ありません。 真剣に向き合っていた方ほど、時間がかかることがあります。
次に備えて、できること
同じことをもう一度経験しないために、というより、次に同じ状態になったときに手がかりを残しておくためにできることがあります。
交際のあいだに、担当の方への共有を少し増やしておくことです。
何を話したか。どこまで踏み込めたか。相手の反応で気になったことがあったか。こうしたことが担当の方に届いていれば、終わったときに読み解ける材料が残ります。逆に何も共有していなければ、担当の方にできることは、お相手の担当の方に理由を聞くことだけになります。
とはいえ、毎回きちんと報告するのは負担です。うまく言葉にできない、という方も多いはずです。そういうときは、話したことと、まだ話していないことだけでも渡せると十分です。感想を書く必要はありません。
連盟による違いについて
結婚相談所が加盟している連盟によって、ルールが異なる場合があります。 詳しくは担当の方にご確認ください。
終了の通知のされ方、理由欄の扱い、連絡先の削除の扱い、担当の方が確認できる範囲にも差があります。気になることは、担当の方に聞いてみてください。
- いまの気持ちを整理する(Kinda note)→ うまく言葉にならない日の状態を、60秒で置いていけます。
- 話したことと、まだ話していないことを並べる(Kinda pair)→ 何を話したかを残しておくと、次に何を確かめればいいかが見えます。
- 結婚相談所は「どこ」より「誰」で選ぶ → こういう場面での対応に、担当の方の差がいちばん出ます。
- 交際が終わった相手と、もう一度会えるのか → 連絡先を削除したあと、担当の方を通してできることを整理しています。
分からないまま終わることがあります。 分からなかったことを、自分の落ち度として持ち帰る必要はありません。
frequently asked
よくある質問
交際終了の理由は、教えてもらえますか?
自動では届きません。多くの場合、システムにログインすると交際が終了していることが分かる仕組みになっており、お相手が入力した理由はご本人には表示されません。理由を知りたいときは担当の方に相談することになりますが、伝えるかどうか、どこまで伝えるかは担当の方の判断によります。お相手の担当の方に確認してくれる場合もあります。扱いは加盟している連盟や相談所によって異なるため、詳しくは担当の方にご確認ください。
昨日まで普通に連絡を取っていたのに、なぜ突然終わるのですか?
終わりが見えにくい仕組みだからです。結婚相談所では複数の方と並行して会うのが標準で、そのなかで絞る判断が起きます。判断はお相手のなかで進むため、こちらとのやりとりが普段どおりでも、決断だけが先に進んでいることがあります。担当の方もふたりの時間の全てを見ているわけではないので、事前に兆候をつかめないことは珍しくありません。
断られた理由を、お相手に直接聞くことはできますか?
できません。交際が終了した時点で、お互いの連絡先は削除するルールになっているためです。連絡先が手元に残っていたとしても、そこから連絡を取ることはルール違反にあたり、理由を問いただすような連絡をした場合は、最悪の場合、強制退会の対象になります。理由を知りたいときは、担当の方に相談してください。お相手の担当の方に確認してもらえる場合があります。すべて分かるとは限りませんが、担当の方を通すのが唯一の方法です。なお、連絡先の扱いは加盟している連盟や相談所によって異なるため、詳しくは担当の方にご確認ください。
ショックで次に進めません。どうすればいいですか?
すぐに次のお見合いを組まなければいけない決まりはありません。少し間を置きたいと担当の方に伝えて構いませんし、そう伝える方は珍しくありません。眠れない日が続くようなら、そのことも含めて話してみてください。落ち込み方の大きさは、活動の向き不向きとは関係ありません。真剣に向き合っていたからこそ、時間がかかることもあります。
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