kinda pair
お見合いと交際で話しておきたい28のこと
お見合いの会話は、話す内容を探すより「まだ話していないこと」を先に並べると続きます。
お見合いは、およそ1時間です。仮交際に入れば、その後も何度か会うことになります。そのたびに「何を話そう」と考えるのは、そろそろ疲れているかもしれません。
このページには、お見合いと交際のあいだに話しておきたい28の話題を、そのまま口に出せる聞き方の例といっしょに並べています。
順番どおりに進める必要はありません。上から埋めていくものでもありません。いま自分が、どこまで話せていて、どこがまだなのか。それを見るためのものです。
なぜ「話す内容」ではなく「話していないこと」を並べるのか
会話が続かないとき、多くの人は「話題を増やそう」とします。けれど、話題が足りなくて止まることは、実はあまりありません。
止まるのは、同じところを何度も回っているときです。
お仕事のこと、住んでいるところ、休みの日のこと。この3つは、たいてい初回で話します。そして次に会ったとき、また同じ3つに戻ってしまう。婚活の期間が長い方ほど、この回り方が上手になってしまいます。
必要なのは、新しい話題を探すことではなく、すでに話したことを一度どけて、残っているものを見ることです。
残っているものが見えれば、次に何を聞けばいいかは自然に決まります。このページの28は、その「どける」ための並びです。
28の話題は、深さの順に4つの層に分けています。
- ふれる好みや、日々のこと
- 知る考え方や、人との付き合い方
- 重なる暮らしが重なっていく部分
- 描くこの先のこと
下の層が埋まっていないと上に行けない、ということはありません。実際の会話は、そんなに順番よく進みません。
そして、深い層まで進んでいることが良いわけでもありません。早く「描く」の話をしたから良い関係、ということはないからです。層は進み具合ではなく、深さの目安として使ってください。
ふれる — 好みや、日々のこと
最初の1時間は、この層だけで足ります。答えやすい話題から入ると、沈黙が生まれにくくなります。
ここでの目的は、相手を知ることよりも、「この人とは話せる」という感覚をお互いに持つことです。
休みの日の過ごし方
聞き方の例「休みの日って、外に出る方ですか?家にいる方ですか?」
外に出る方か、家にいる方か。予定の合わせ方にも、次に会うときの行き先にもつながります。答えやすいので、最初の話題に向いています。
食べ物の好き・苦手
聞き方の例「苦手な食べ物ってありますか?お店を選ぶときに知っておきたくて」
お店を選ぶ理由として、自然に聞ける話題です。苦手なものを先に知っておくと、次に会う場所を決めるときに迷いません。
落ち着く場所
聞き方の例「静かな場所と、賑やかな場所だと、どちらが落ち着きますか?」
静かな場所か、賑やかな場所か。人によって「居心地がいい」の中身が違います。早めに分かると、会う場所を選びやすくなります。
音楽・映画・本の好み
聞き方の例「最近、何か観たり読んだりしましたか?」
共通点を探すために使われがちですが、合わなくても問題ありません。何に時間を使っている人なのかが見えます。
朝型か夜型か
聞き方の例「朝は強い方ですか?」
生活の時間帯は、連絡が来るタイミングにも、会いたい時間の希望にも効いてきます。軽く聞けて、あとから効く話題です。
お酒との付き合い方
聞き方の例「お酒は飲まれますか?わたしは◯◯くらいです」
飲むか飲まないかだけでなく、どのくらいの席が心地よいか。自分の側から先に言うと、相手も答えやすくなります。
どんな仕事をしているか
聞き方の例「一日の流れって、だいたいどんな感じなんですか?」
職種はプロフィールで分かっていることが多いので、聞くなら一日の流れです。働き方の実際が見えます。
知る — 考え方や、人との付き合い方
交際に入ってから、少しずつ触れていく層です。
ここは、好みのように答えがはっきりしていません。だからこそ、行き違いが起きるのもこの層です。連絡の頻度も、一人の時間の必要量も、多い少ないに良い悪いはありません。ただ、違うだけです。
仕事への考え方
聞き方の例「いまのお仕事は、この先も続けていきたい感じですか?」
いまの仕事を続けたいのか、変えたいのか。第3層の住む場所や、第4層の働き方の話につながる手前の話題です。
一人の時間がどれくらい必要か
聞き方の例「一人の時間って、どのくらいあると落ち着きますか?」
必要な量は人によってまったく違い、多い少ないに良し悪しはありません。会う頻度の希望がずれるときは、たいていここが理由です。
連絡の頻度とテンポ
聞き方の例「連絡って、こまめな方が安心ですか?それとも気にしない方ですか?」
交際のはじめに、いちばん行き違いが起きやすいところです。相手のやり方を直す話ではなく、お互いの既定を確かめる話として置くと切り出しやすくなります。
機嫌が悪いときどうなるか
聞き方の例「疲れているときって、話したくなる方ですか、静かにしたい方ですか?」
疲れているときに話したくなる人と、静かにしたい人がいます。返事が遅いときの受け取り方が、ここを知っているだけで変わります。
友人との付き合い方
聞き方の例「休みの日に友人と会うことは多いですか?」
休みの日の使い方や、これからの時間の配分に関わります。会う頻度そのものより、その人にとってどういう関係なのかが手がかりになります。
お金の使い方の癖
聞き方の例「使うところと、抑えるところって決めていますか?」
金額の話ではなく、使うところと抑えるところの話です。年収がプロフィールで分かっていても、ここは聞かないと分かりません。
体のこと・無理をするタイプか
聞き方の例「体調が悪いとき、無理してしまう方ですか?」
病歴を聞く話ではありません。無理をしがちかどうかは、これから一緒に過ごす時間の組み立てに関わってきます。
重なる — 暮らしが重なっていく部分
住む場所、家族との距離、お金の考え方。ふたりの生活が実際に重なっていく部分です。
重い話題も含まれます。時期が来ていないと感じたら、置いておいてかまいません。置いておくことも、ひとつの答えです。
住む場所の希望
聞き方の例「この先も、いまの辺りに住み続けたい感じですか?」
通勤の都合や、ご実家との距離。ここが噛み合わないと、そのあとの話が全部動きます。交際に入ったら、早めに触れておきたい話題です。
家族との距離感
聞き方の例「ご実家とは、よく連絡を取られますか?」
連絡の頻度も、近さの感覚も、家庭によってまったく違います。良い悪いではなく、自分の当たり前とは違うかもしれない、という前提で聞くと角が立ちません。
家事の分担のイメージ
聞き方の例「料理って、される方ですか?」
いきなり分担を決める必要はありません。得意なこと、苦手なことを並べるところまでで、この段階では十分です。
転勤・転職の可能性
聞き方の例「お仕事、転勤の可能性ってあるんですか?」
いまの予定がなくても、可能性があるかどうかだけで、住む場所の話の前提が変わります。
ペット
聞き方の例「動物は好きですか?飼っていたことは?」
飼えるかどうかは、住まいの条件に直結します。苦手な方もいるので、好きである前提で進めないほうが安全です。
家計の考え方
聞き方の例「一緒に暮らすとしたら、家計って合わせる方が楽だと思いますか?」
合わせるか、分けるか。額の話ではなく、どちらのほうが気楽か、という話として置くと切り出しやすくなります。
親のこれからのこと
聞き方の例「ご家族のこと、この先で考えていることはありますか?」
重い話題です。時期が来ていないと感じるなら、置いておいてかまいません。触れないままでも、関係は進みます。
描く — この先のこと
この先どうしていきたいかを、言葉にしていく層です。
ここまで来たら、遠回しな言い方はかえって伝わりません。急いで結論を出す必要はありませんが、言い換えて濁すよりは、そのままの言葉で置いたほうが、あとが楽になります。
子どものこと
聞き方の例「子どものことは、どんなふうに考えていますか?」
希望はプロフィールに書かれていることもありますが、そこに込めた温度までは分かりません。急がず、けれど避けずに置いておきたい話題です。
結婚後の働き方
聞き方の例「一緒に暮らし始めたら、働き方は変えたいですか?」
続ける、変える、まだ決めていない。決めていないと言えることも、ひとつの答えです。
住まいの形
聞き方の例「賃貸と持ち家、こだわりはありますか?」
賃貸か持ち家か。こだわりがあるかないかを知るだけでも、暮らしの想像がぐっと具体的になります。
進め方のペース
聞き方の例「この先、どのくらいのペースで進められたらいいと思っていますか?」
急ぎたいか、じっくりいきたいか。この差は、相手への気持ちの差ではありません。言葉にしないまま進むと、気持ちのすれ違いだと誤解されます。
お互いの親との関わり方
聞き方の例「お互いの家族とは、どのくらいの距離感がちょうどいいですか?」
会う頻度、行事のこと、同居の有無。第3層の家族との距離感を、ふたりの話として置き直す話題です。
譲れないこと
聞き方の例「これだけは譲れない、ということってありますか?」
条件ではなく、暮らしの中で外せないことです。先に出しておくと、あとで大きくぶつかりにくくなります。
何年後にどうなっていたいか
聞き方の例「3年後、どんな暮らしをしていたいですか?」
期限を決める話ではありません。同じ方向を見ているかどうかが、いちばん分かりやすく出る問いです。
沈黙が怖いときは、質問を増やすより順番を決める
沈黙が怖い、という声はとても多く聞きます。そして多くの場合、対策として「質問をたくさん用意する」が選ばれます。
けれど質問を並べて持っていくと、今度は面接のようになります。聞く、答える、次を聞く。この形になると、沈黙は減っても会話にはなりません。
用意しておくとよいのは、質問の数ではなく、順番です。
先に「ふれる」の7つを見ておいてください。そのうち、まだ話していないものが3つあれば、1時間は十分に持ちます。沈黙が生まれても、次にどこへ行けばいいか分かっている状態は、質問を20個持っている状態より落ち着いていられます。
もうひとつ。自分の側から先に答えるやり方も有効です。「わたしは家にいる方なんですが、どうですか」のように、自分の答えを先に置くと、相手は答えやすくなり、質問攻めにもなりません。
毎回同じ話になってしまうときは
婚活の期間が長くなるほど、会話は上手になります。初対面の1時間を、そつなく持たせられるようになります。
けれど同時に、毎回まったく同じ順番で、同じ話をするようになります。仕事、住んでいるところ、休みの日。この3つを回して1時間が終わる。悪いことではありませんが、それだと相手が変わっても、持ち帰るものがいつも同じになってしまいます。
このとき効くのは、話題を増やすことではありません。「もう話した」を先に外すことです。
このページの28を上から見て、すでに定番になっているものに印をつけてみてください。残ったところが、いつも触れていない領域です。たいていの場合、それは「知る」の層に固まっています。
よくある質問
お見合いで何を話せばいいですか?
最初の1時間は「ふれる」の層で十分です。休みの日の過ごし方、好きな食べ物、落ち着く場所など、答えやすい話題から入ると、沈黙が生まれにくくなります。深い話に進もうとするより、この人とは話せる、という感覚をお互いが持てるほうが、次につながります。話題を20個用意するより、まだ話していないものを3つ知っているほうが、当日は落ち着いていられます。
年収はプロフィールで分かっているのに、お金の話がしにくいのはなぜですか?
知りたいのが金額ではなく、その金額でどう暮らすつもりかだからです。多くの場合、年収そのものはプロフィールに記載があり、お見合いの時点でおおよそ分かっています。それでも話しにくいのは、使い方や家計の考え方が書かれていないからです。ここは交際に入ってから、少しずつで問題ありません。なお、記載の細かさは加盟している連盟によって異なります。
毎回同じ話になってしまいます。
話した話題を一度書き出すと、まだ触れていない話題が見えます。婚活の期間が長い方ほど、初対面の1時間を上手に回せるようになり、その結果、毎回同じ順番で同じ話をするようになります。必要なのは話題を増やすことではなく、すでに話したものを外すことです。Kinda pair は、その並べ替えだけをするページです。
仮交際に入ったら、何から話せばいいですか?
連絡の頻度とテンポから置くことをおすすめします。交際のはじめに、いちばん行き違いが起きやすいのがここだからです。こまめに連絡がほしい方と、気にならない方がいて、どちらにも良い悪いはありません。相手のやり方を直す話ではなく、お互いの既定を確かめる話として切り出すと、角が立ちにくくなります。そのうえで「知る」の層を、会うたびに1つか2つずつ。
相手にこのページを渡してもいいですか?
交際に入って直接連絡が取れるようになってからであれば、問題ありません。お見合いの前は、連絡先を交換していないことが多いため、ご自身の準備としてお使いください。渡すときは、試すような文面にならないほうが受け取りやすくなります。
連盟による違いについて
結婚相談所が加盟している連盟によって、ルールが異なる場合があります。
詳しくは担当の方にご確認ください。
3分で終わります。登録は要りません。答えた内容はお使いの端末にだけ残ります。
