「まだ結婚しないの」と言われたあとに、考えたいこと
長い休みが終わって、帰りの電車に乗ったところかもしれません。あるいは、片づけの終わった部屋で、ひとりになったところかもしれません。
久しぶりに顔を合わせた家族や親戚から、こう言われませんでしたか。
まだ結婚しないの。いい人いないの。
その場では笑って受け流したのに、帰り道になって、じわじわと重たくなってくる。そういうことがあります。
言われた直後は、いちばん考えにくい時間
急かされた直後というのは、自分の気持ちがいちばん見えにくくなる時間です。
心のなかに、いくつもの声が同時に立ち上がるからです。ほうっておいてほしいという気持ち。ちょっと焦る気持ち。そんなことで焦る自分が嫌だという気持ち。心配してくれているのは分かる、という気持ち。
これだけの声が混ざっているのに、答えをひとつに決めようとすると、うまくいきません。だからまず、決めなくていい、と自分に許可を出してください。持ち帰って考える。それで十分です。
親の言葉は、期限ではない
親の言葉は、多くの場合「心配」の形をとっています。
それは愛情の一種ではあるのですが、同時に、親の世代が生きてきた時代の常識でもあります。その頃には当たり前だった順番が、いまも同じように当たり前とはかぎりません。
だから、親の言葉を無視する必要も、そのまま受け入れる必要もありません。受け取るけれど、期限にはしない。この距離のとり方が、いちばん消耗しません。
同じでなくていい。そう思えると、次に会うときも少し楽になります。
焦って動くと、何が起きるか
急かされた勢いのまま動くと、たいてい起きるのは、条件を人に合わせてしまうことです。
とにかく早く。とにかく誰か。そう考えて動き始めると、自分が本当は何を大事にしたかったのかが、後回しになっていきます。そして数か月後、うまくいかなくなったときに、立ち返る場所がありません。なぜ始めたのか、思い出せなくなっているからです。
きっかけが外からやってくること自体は、悪いことではありません。多くの人がそうです。ただ、続ける理由だけは、自分の側に置いておく。ここだけ守れていれば、勢いで始めても大丈夫です。
順番として、おすすめしたいこと
もし何かしたいと思っているなら、この順番を提案します。
はじめに、いま感じていることを言葉にする。焦っているのか、腹が立っているのか、本当は少し寂しいのか。書き出してみると、思っていたのと違う気持ちが出てくることがあります。
次に、自分がどんな日々を送りたいのかを考える。相手の条件ではなく、暮らしのほうから考えると、輪郭がはっきりしてきます。
そのうえで、必要だと思えたら、誰かに相談する。この順番で進むと、人のペースに巻き込まれにくくなります。
相談するときに、覚えておいてほしいこと
もし結婚相談所に相談することを考えているなら、ひとつだけ。
その場で決めなくていい、ということです。話を聞くだけにして、持ち帰ってかまいません。
そして、あなたが「まだ迷っています」と言ったときに、相手がどう反応するか。ここをよく見ておいてください。急かさずに待ってくれるか。あなたのペースを尊重してくれるか。それは、その先ずっと隣にいる人を見極める材料になります。
結婚相談所は「どこ」を選ぶかと同じくらい、「誰」と進むかで変わります。この見極めについては、結婚相談所は「どこ」より「誰」で選ぶで整理しています。
- いまの気持ちを整理する(Kinda note)→ 焦りなのか、寂しさなのか。60秒で、いまの状態を言葉にできます。
- 相性のよいカウンセラーを見つける(Kinda type)→ いくつかの問いに答えるだけで、あなたのペースに合う人の輪郭が見えてきます。
- カウンセラーの口コミを見る(Kinda talk)→ 実際に話した人の言葉から、会う前に人柄を知っておけます。
急かされて出した答えは、たいてい自分のものになりません。
決めるのは、あなたのペースで大丈夫です。
frequently asked
よくある質問
親に結婚を急かされたとき、その場でどう答えればいいですか?
はっきりした答えを返す必要はありません。「考えてはいるよ」「今はまだ分からない」で十分です。その場で納得させようとすると、かえって話が長くなることがあります。親の言葉の多くは結論を求めているというより、心配を伝えたいという形をとっています。受け取ったことだけを短く返して、話題を移してかまいません。答えを持ち帰る権利は、あなたにあります。
急かされたことをきっかけに婚活を始めるのは、動機として不純でしょうか?
不純ではありません。きっかけが外からやってくることは、めずらしくないことです。ただ、始める理由が「言われたから」のままだと、うまくいかないときに立ち返る場所がなくなってしまいます。始めてから少しずつでいいので、自分はどんな日々を送りたいのかを言葉にしておくと、途中で迷ったときに支えになります。きっかけは外からでも、続ける理由は自分の側に置いておくと安心です。
親のプレッシャーがつらくて、実家に帰りたくなくなりました。
距離をとることは、逃げではありません。会う頻度や滞在時間を短くする、話題が出そうなときは席を立つなど、自分を守る工夫をしてかまいません。つらさが続くときは、家族以外の誰かに話すことも助けになります。親と自分の考えが違うこと自体は、悪いことではありません。同じでなくていい、という前提に立てると、少し呼吸がしやすくなります。
急かされて焦っているとき、結婚相談所に相談してもいいですか?
相談すること自体は、いつでもかまいません。ただ、焦った状態のまま入会を決めると、条件やペースを人に合わせすぎてしまうことがあります。まずは話を聞くだけにとどめて、持ち帰って考えるのがおすすめです。急かさずに待ってくれるかどうかは、その相談所やカウンセラーを見極める材料にもなります。あなたのペースを尊重してくれる相手かどうかを、ここで確かめてください。
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