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FOUNDER STORY

「結婚してみようかな」と思ったとき、
最初になんとなくのぞける場所を

Kinda をつくった、ふうかに聞いた

さき

取材・文/さき(Kinda)

2026.06.21

こんにちは。Kinda で取材とコラムを担当している、さきです。

結婚相談所を、実際に会った人の口コミで——しかも会社単位ではなく、カウンセラー個人の単位で選べる場所、「Kinda(カインダ)」。それをつくったのが、ふうかさんです。どうやって始まったのか、いま何を考えているのか、聞いてきました。

さき

さき

Kinda って、どんなふうに始まったんですか。

ふうか

ふうか

正直、最初はふわっとしたアイディアしかなかったんです。独立を考えていた頃で、プラットフォーム側をやりたいとか、いっそもっとアナログにとか、いろいろ浮かんでいて。

でも「結婚相談所を探せるサイトを作りたい」と思った、たぶんその次の瞬間にはもう手が動いていました。アイディアが固まる前に、サイトを作り始めてたんです。そこからは考えが止まらなくなって。足したり、削ったり、これは今後の課題、って置いたりしながら、Kinda を作ってきました。いまも作っている途中です。

さき

さき

いろんな案があった中で、なんでそれだけ手が止まらなかったんでしょう。

ふうか

ふうか

世間って、結婚相談所といえば大手の何社か、くらいのイメージしか持っていないことが多いと思うんです。でも実際には、小さな相談所がたくさんあって、それぞれにいい人がいる。

一方で、探す側はイメージだけが先行していて。怖そう、敷居が高そう、おせっかいされそう……そういう先入観で、一歩が踏み出せない。しかも料金の出し方も相談所ごとにバラバラで、情報を集めるだけでもう疲れてしまう。

だったら、ちゃんと中身を見て選べる場所がいる、と思ったんです。それが手を動かした理由でした。

さき

さき

実際に、踏み出せずにいる人を見てきたんですか。

ふうか

ふうか

前に結婚相談所で働いていたので、何人も見ました。

ひとり、よく思い出す方がいます。30代の女性で、自分のキャリアも大事にしたい、でも周りが結婚ラッシュで少し焦っている、という人でした。最初は気軽にと思ってマッチングアプリを始めたら、安心して活動しづらい相手が紛れていて。本当に疲れた、怖かった、って話してくれました。

その方は最終的に相談所が合っていたんですが、私が引っかかったのはそこじゃなくて。アプリの疲れをやっと抜けても、今度は「どの相談所の、どのカウンセラーにするか」で、また同じ怖さと疲れが来るんですよ。怖そう、よく分からない、比べようがない。せっかく前に進もうとした人が、選ぶ手前でまたつまずく。

その人を救ったのは、結局「自分の味方になってくれる担当」がいたことでした。だったら、その“味方になってくれる人”を、会う前に、実際に会った人の声で選べたらいい。Kinda が、面談した人の口コミでカウンセラーを選べる場所になっているのは、そのためです。広告の大きさじゃなくて、本当に会った人の声で選べる。それだけで、最初の一歩はずっと軽くなると思っています。

さき

さき

もうひとつ、気持ちを「天気」で表す道具がありますよね。あれはどこから来たんですか。

ふうか

ふうか

これはもう、本当に軽い思いつきです。気持ちって、はっきり言葉にできなくて、なんとなく感じているものだよなと思って。それで、なんとなく「天気みたいだな」って。それくらいの始まりでした。

ただ、別のところでずっと気になっていたこともあって。担当との距離がなかなか縮まらない人や、言い出せなくて悩んでいる人がいたんです。カウンセラーの側も寄り添おうとするんだけど、うまく届かないときがある。

そんなとき、長い説明じゃなくて、「いま、こんな天気みたいな気分です」って一枚そっと渡すだけでよかったら、もっと気軽だろうな、と思ったんです。問診票みたいに。書いて渡したら、あとは受け取る側のプロにまかせればいい。

……前に、少しずつ打ち解けてきたかな、と思えていた方がいたんです。でも、あるときを境に連絡が取れなくなってしまって。いまでも、ときどき考えます。あの頃、こういうものがあったら、何か違ったのかなって。Kinda note は、たぶんその気持ちから来ています。

さき

さき

その「あの頃これがあったら」という気持ちが、いまの Kinda note に残っているんですね。……最後に。これから、Kinda をどんな場所にしていきたいですか。

ふうか

ふうか

「結婚してみようかな」とふと思えたとき、最初になんとなくのぞいてくれる場所だったら、もうそれだけで泣けるほどうれしいです。

欲を言えば、その人が実際に動き始めて、うまくいった日も、うまくいかない日も、ここで吐き出せて。初めてのデートの場所を探すのにも使って。そして——ふたりになったその先も、「ふたりで行く場所を探すのに、まだ使ってます」って言ってもらえたら。そんなサービスにできていたら、信じられないくらいうれしいです。

ゴールは、ご成婚という一点じゃないんです。準備の時期から、その先の日々まで。自分のペースで、誰とも比べずに。そっと隣にいられる場所にしたい。

うまくいく日も、うまく言葉にできない日もある。
どちらも、天気みたいなものだと、話を聞いていて思いました。

まずは今日の気持ちを、天気の言葉にしてみるところから。
その場所は、いま kinda.jp に開いています。

いまの気持ちを整理するKindaについて